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更新日 2020-01-16 | 作成日 2019-12-29


グリップを細くする

      

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グリップサイズを細く加工する
1 自分でもできる加工
購入した、あるいはもらったラケットのグリップが微妙に太めに感じた時に
細くする方法
今巻いてあるレザーを剥がしてから
薄手なレザーに巻き替えてみましょう。
通常、よく巻いてあるレザーは2.1〜1.5mm厚のものがほとんど。中には年配向けラケットで2.2mm
厚なんてのもありますから、そのレザーをより薄手に巻き替えるだけで
気持ち細目に感じられるようになります。

もちろん、重ねて巻いてある グリップテープも
通常0.6〜0.7mm厚ですから、このグリップテープを超極ウスに巻き替えてみても
少しは達成できるはずです。
AC127YONEX社の極薄レザーグリップAC127/1.2mm厚..定価¥1,200やテクニレザー/0.8mm厚..定価¥1,400
0.8mmレザーに巻き替えますと、通常のグリップテープを一枚巻いてほぼオリジナル状態の太さになります。

AC130YONEX社からは 極薄グリップテープAC130 なんと、0.4mm厚..定価¥300

ただし、使い込んだ今巻いてあるシンセ・レザーはクッションもヘタリ厚みが相当に薄くなっているはずですから
現状の厚さを知ってないと、交換しても目論見が達成できるかは要注意です。

絶対にやってはいけないのは、オリジナルレザーを剥がして 単にグリップテープ一枚でごまかす方法!
完璧なやっつけ仕事です。もともとレザーが巻かれた状態で設計されてるわけですから
そのレザー様を剥がして、グリップテープに役目を代行してもらおうなんて無謀です。
グリップの角で擦れて
えらく早めにグリップテープがダメになっているはずです。腕への衝撃も吸収しきれません。選手の指も壊しかねません。

レザーを巻き替えるだけでしたら
ハウディでは巻き替え工賃¥500+税でその場で巻いてお渡しします。
ただし、YONEX社ラケットによくある糊付けレザーや、相当に低年式のラケットの場合、レザーが綺麗に剥がせず、次のレザーを巻くのに処理が必要なことがあります。
ハウディでは溶剤を使ってクリーニングします。その場合はクリーニング代¥700+税が別途かかります。

グリップサイズを細く加工する2
2 店に依頼する加工「グリップを削る加工」

細くする方法
手元のラケットのレザーを剥がしてみて下さい。中から発泡ウレタンの芯材が出てきたらしめたもの。
ベージュ色した少なくともカーボン芯材でないもので覆われてるなら発泡芯です。
発泡芯材であるならば削ることが可能です。

当然、削るときに好みを反映させることは可能ですから、WilsonをHEADぽくとか、その逆とかに作り替えることも可能です。但し、グリップを削る加工はラケットのメーカー保証適応は受けられなくなりますのでご注意下さい。
購入後、正規ルートのラケットでも6ヶ月から1年間経過で保障も切れてしまってるとは思いますが..。

発泡芯でなく、カーボン地が剥き出しで出てきたら削りは不可能ですので、細く加工することは1以外対処のしようがありません。諦めて下さい。

ご注意!1
発泡成形されたグリップはその特性上、中に空気をたくさん含みフカフカ?しています。外側に行くほど固くなっています。0.5mm程度の削りならさほど問題は無いですが、あまりに多くを削りますと、芯材の柔らかいところが出てきますので握力が強い方ですと、握り込んだときに破損の危険性が出てきます。
削りはせいぜい1サイズダウンにとどめておくべきでしょう。

ご注意!2
削れば当然、グリップ部から3〜8gの重さが失われますので、オリジナルのバランスに戻すためには
エンドにウエイトを少しプラスさせてもらった方がイイと思います。
ただでさえ、グリップを細くしたことによって 先重に感じる傾向が出てきますのでバランス加工を省略するとほとんどのプレイヤーが違和感を覚えるはずです。
これはほぼ必須のオプション加工とお考え下さい。
当然、エンドキャップの交換も必要になります。バランスを戻す工賃は通常¥400〜¥700です

費用は削り加工賃¥5,500+税...ハウディお買い上げラケットの場合は特別に¥4,500+税とリーズナブルです。
レザーの巻き替え工賃¥500とエンドキャップ¥400〜¥500(メーカーにより差異あり)+エンドキャップの脱着工賃¥500
そしてバランスを修正する料金が¥400から¥700ほどかかります


この時に、レザーもついでに蘇らせることを強くお薦めします。今までのラケットのレザーはどれくらい使われたかにより
考えるところですが、剥がしてみると恐ろしく薄手になっていることに気づくはずです。
しかも血と汗と涙?を吸い込んであまり衛生的ではないと思えますし..。

右利き、左利き用に巻き直しますし、使い込んで厚さとクッションがへたへたにくたびれた
レザーを新品に蘇らせ、最高のコンディションに仕立て上げましょう。

するとレザー代¥1,000から¥1,500も追加になりますね。



HEADやVOLKLのラケットはちと話が変わります。
HEAD社のパレットシステム 下がSPEED用の"S"グリップ

HEAD社の場合は、写真のパレットシステムを使っています。
簡単に言えば、HEADのラケットは共通のグリップで作られていまして、そこに1から4まで用意されてるパレットでサンドイッチするわけです。
ですから、このパレットを外して、3から2や1へ。勿論1から4に変えることも可能な訳です。

さらにSPEEDで使う"S"グリップに変えれば、あまり扁平でないWilsonみたいなグリップに変更することも可能です。
これまた エンドキャップは 別途用意しなければいけません。
注意!2020年よりHEAD Prestigeもグリップサイズは"S"グリップに変更となります。
ブリヂストンのラケットで最近に販売されているセプトングリップも
こんな雰囲気で作られていますから、
HEADみたいに交換が可能です。現在はメーカーに送ってのみ交換が可能になっています。工賃込み¥4,500+税
ブリヂストン・カスタマイズサービスLinkIcon
セプトングリップBSセプトングリップ
MANTISも今はパレットシステムになっています。

グリップサイズを細く加工する3
3 店に依頼する加工「グリップを再成形する」

究極の方法
手元のラケットのレザーを剥がしてみて下さい。中から発泡ウレタンの芯材が出てきたらしめたもの。
発泡ならば再成形することが可能です。この発泡部分をすべて削ぎ落とします。

中のカーボンシャフトまでむき出しにしてから、そこに
発泡芯を再成形します。用意してあるモールドで発泡させますから
仕上がりは純正品以上と約束します。 日本の工場で職人仕上げの完璧な加工でお渡しできます。

その時には、お好みのメーカーの指定のグリップサイズに成形できますので
Wilson,HEAD,YONEX,PRINCEのいずれかを指定してください。この4社のいずれかのモールドにて
グリップを新たに作り直すわけです。BABOLAT、Srixon,MantisはWilsonのグリップにて加工します。グリップサイズは0〜5まで用意があります。
この時には、長さを28インチまでの範囲で長く加工することも可能です。
せっかく作り直すわけですから、この時にオリジナルと同じバランスで
出来上がるように作ることも可能です。(ロング加工の場合は必然的に先重になります)

残念ですが2020年から料金が変わりました。
再成型には税抜き¥8,500+税と当社から指定工場までの片道運賃が加算されます。
長さが27inchの場合には工賃はこれのみです。
出来上がりましたら、工場から御客様の指定受け取り先に当社の送料負担で送ります。
勿論、これにエンドキャップの交換(有料)は必須です。
エンドキャップ¥400〜¥700(メーカーにより差異あり)ですが、エンドキャップの脱着工賃とレザーの巻き替え工賃はかかりません。

本来、バランスを修正する料金が¥300から¥700ほどかかるんですが
バランス加工賃はあまりに多くウエィトを入れるのでなければかかりません。

この時に、レザーもついでに蘇らせることを強くお進めします。
右利き、左利き用に巻き直しますし、使い込んで厚さとクッションがへたへたに薄くなった
レザーを新品に蘇らせ、最高のコンディションに仕立て上げましょう。

するとレザー代¥1,000から¥1,500が追加になりますね。


納期は大体、お預かりから7〜12日が目安です。
一度、混雑具合確認の連絡を先に入れて下さい。

ハウディに

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を依頼されたいときは
右のオーダー書をご利用下さい。
PDFファイルとEXCELファイルを用意しました。
こちらで申し込まれ、見積もりを聞いてから
ご検討下さい。



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2020.01.12
グリップテープの巻き方を動画でアップしました。
2020.01.12
LONG加工 値段改定値上げとなりました。
2016.05.30
KooKiiボールキャリーLinkIcon記事をupしました。